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《ふしぎ工房症候群 卒業》1


ふしぎ工房症候群 

卒業


CAST:绿川光


01-  prologue

 

日常で起こる些細で不可思議な出来事、それが人の思考と行動に影響を与えていく過程と結末を知りたいとは思いませんか。この物語はあなた自身の好奇心と願望に基づいて構成されています。ともすれば身をとしてしまいがちないつもの風景の中にあなたが不思議工房を見つけることができるようにお手伝いしましょう。

 

第一轨 序章

日常生活中发生的,细微而不可思议的事情。

在人的思考和行动的影响下,它们将会有怎样的发展与结局,您不想知道吗?

这个故事,是由您自身的好奇心与愿望所构成的。

为了让您能够在熟悉的风景中寻到不可思议工房,让我来帮助您吧——

 

02-  親友からの手紙

 

 「久しぶり。もうだいぶ会ってないけど、元気にしてる?君のこと考えたらちょっと手紙書きたくなっちゃって、最近昔のことをよく思い出すんだ。一緒に遊んだ頃が懐かしいな。覚えてる?僕が小学校に転入してきて、最初に声掛けてきてくれたこと。ずっと忘れてないよ。すぐに仲良くしてくれて本当に嬉しかった。学校の隣の公園で夜遅くまで遊んで迎えに来た親にひどく叱られたこともあったよね。あの公園は今でも思い出の場所だよ。中学高校も一緒に楽しく過ごしたね。でも、君が大学に行くことになって街を出る時は、正直寂しかったな。就職決まったって聞いた。おめでとう。君のことだからきっとすごい仕事をすると思う。僕の尊敬する人だし、今でも君を誇りに思っている。応援してるからね。気が向いたら手紙でもください。また会えたらいいね。その時が来るのを楽しみにしています。」


「手紙、ありがとう。あれから時間ばかり経っちゃって本当にごめん。仕事も始めてみないと分からないけど、とにかく頑張るよ。それでさ、もう少ししたら冬休みだから、年末に一回そっちに帰ろうと思う。全然帰ってなかったからさ。そしたら、一緒にあの公園に行ってみようか?久しぶりに会うの楽しみだな。じゃ、また。」

 

 親友からの手紙。その返事をポストに投函して、空を見上げた。空気がしんとして都会には珍しく透き通るような青空が広がっている。ふと飛行機雲の向こうに、彼の顔と懐かしい郷里の風景が浮かんだ。僕は帰省するかどうか迷っていた。いや、本来なら帰れない。大学に入ったものの目標もなく、一年の夏には勝手に休学届けを出してしまった。親には元気に学校に通っている。学費は自分で払うから心配ないと嘘をつき、アルバイトをしながら適当に生活している。もちろん就職なんて決まっていない。どうしてこんなことになってしまったんだろう。自分でもよく分からない。僕には輝かしい未来が約束されていたはずだ。それを自ら捨てて、無気力な生活に甘んじるようになった。それはそれで気楽に生きられるから、満足していると自分に言い聞かせてみるが、空しいだけだったりする。あまりに周りに期待されすぎて、僕はそのプレシャーに耐えられなかった。そのくせ、みんな裏切ったことを知られたくなくて、こうして都会で一人気ままに暮らしている。情けないと思う。かといって、どうこうしようという気力は生まれない。このまま適当に生きていけばいいじゃないかという、もう一人の自分の声が聞こえてくる。今の僕は親友に尊敬され、誇りに思われる立場になんかないんだ。そう思ったら泣けてきた。久しぶりの彼の手紙が心に痛い。僕のほうこそ彼を尊敬している。彼こそ僕にとって乗り越えなきゃいけない大きな存在だった。なのにどうして僕は。。

  

第二轨 挚友的来信

 

久违了。

许久不见,身体还好吗?

一时想起了你,想给你写封信。

最近,我经常回忆起过去的事情。

真怀念呵,跟你一块玩耍的日子……

你还记得吗?

刚转来这所小学时,你第一次跟我搭了话。

我一直忘不了。

我们很快成了好朋友……我真的很高兴。

在学校附近的公园玩到很晚,父母找过来时,狠狠地训斥了我们一顿。

那座公园……现在也觉得很是怀念呵。

一起快乐地渡过了初高中。

不过,当你离开这儿去读大学时,说实话,还是感觉有些寂廖。

听说你决定好工作了。恭喜你。

你从来都是如此优秀,肯定找到了很不错的工作吧。

我一直都很仰幕你,现在也是以你为荣。

我会永远支持你的。

如果方便的话,给我回个信吧。

希望还能再见到你。

我期盼着重逢的那天。

谢谢你的来信。

拖到这时才回信,实在对不起。

工作也得自己做了才了解其中滋味。不过,我会加油的。

还有,很快就要放寒假了,我想年末回来一趟。

这些年都没有回去过嘛。

到那时,再一起去那座公园不?

期盼着与你的再会。

下次见。

 

挚友的来信。

我将回信投入邮筒,抬起头仰望天空。

空气很清新。头顶是城市里少见的蔚蓝天空。

突然,飞机飞行后留下白痕的远方,浮现出他的容颜,还有令人怀念的故乡。

我有点犹豫,要不要回去。

不……本来我是无法回去的。

尽管进了大学,却毫无目标。

大一的夏季,轻率地提交了休学申请。

骗父母说我每天都去好好上学,自己能支付学费,所以别担心。

实际上,我一边打工,一边随意地生活着。

自然,也没有定下什么工作。

为什么会这样……

自己也不是很清楚。

我本该有着美好的未来。

然而,却自己放弃了它,沉沦于颓唐的生活中。

诚然,这样也过得很轻松。

一旦满足于这种生活时,又不禁想诘问自己。

偶尔,觉得极度空虚。

周围的人们对我期待太高,我也承受不住那种压力。

因而不想让大家知道,我辜负了他们的期望。

于是就这样,一个人随意地生活在这座城市里。

真的很没出息……

却没有改变的勇气。

同时也听到另一个自己说,就这样随便生活下去吧。

现在的我,根本不配让挚友仰慕,引以为荣……

这样想着,眼泪流了下来。

看着他久违的来信,感觉很难受。

应该是我来仰慕他……他才是我不得不超越的存在。

而我为什么……